坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛とはお尻から足(特に太もも後面)にかけて
痛みやシビレが起こる症状の事を言います
症状名であって病名ではありません
大きく分けて6つの原因が考えられます
1、椎間板ヘルニア
一般的には、腰の骨と骨の間にあるクッション(椎間板)が膨らんで神経にあたり
炎症を起こすと痛みやシビレ、麻痺を起こします
腰を前に曲げると症状がきつくなりますが、
炎症がきついとどの姿位でも症状が出ます
2、脊柱管狭窄症
加齢や様々な原因で骨・関節・軟骨・靭帯が肥厚し
脊柱管を圧迫して神経や血管の流れを阻害します
腰を後ろに反ると症状がきつくなり、特に
歩いていると、足に痺れや痛みが出て
座ると(腰を丸くする)症状が緩和されます
3、腰椎すべり症
腰の椎間関節という所が前後にずれることにより
坐骨神経痛を起こします
腰を後ろに反ると症状がきつくなります
4、仙腸関節炎
骨盤の関節部分(仙腸関節)に炎症が起こると殿部や下肢にいたみやシビレが出ます
座る事により症状がきつくなります
5、梨状筋症候群
股関節の筋肉が緊張する事により下肢に痛みやシビレが起こります
長時間立位の姿勢で症状がきつくなっていきます
6、内臓の問題
少ないですが内臓の問題でも坐骨神経痛を起こします
特に卵巣・子宮・前立腺の問題で
姿勢に関係なく痛みやシビレが出ます
身体が動くことに感謝して
これらの事が少しでも皆様のお役にたてれば幸いです
投稿日:
中央カイロプラクティック院堺 安田