うつ病・自律神経失調症の原因
病院では「心の病」として片付けられ、薬を使って治療されています。
しかし、年々うつ病・自律神経失調症の患者さんは増加傾向をたどっています。
では、これらの患者さんを減らすにはどうするべきか？
体の専門家としての見解をお伝えしていきます。
（読了時間：約４分）
西日本カイロプラクティック業協同組合理事
うつ病・自律神経失調症の整体院
中央カイロプラクティック院堺院長
安田正典
Contents
うつ病・自律神経失調症の原因は体にあった
胸がドキドキする、めまい、内臓不調、眠れない、こんな症状で病院に行き、検査で異常がなければ自律神経失調症。
やる気がない、思考力がない、外に出られない、こんな症状で病院に行き、検査で異常がなければ、うつ病。
原因を聞くと、決まってこう言われます
「ストレスが原因です」と・・・。
ストレスと言われると、皆さんイメージされるのが精神的な問題ですがここに大きな落とし穴があります。
体の専門家の見解からするとストレスは４つあります。
１、精神的ストレス （心の問題）
２、構造的ストレス （体の問題）
３、化学的ストレス （体の問題）
４、環境的ストレス （体の問題）
４つのストレスとは？
４つのストレスをそれぞれ説明していきます。
精神的ストレス
一般的に皆さんがストレスとして認知しているものです。
仕事上のストレス、人間関係のストレス、家庭でのストレスなど、
基本的に「やだなー」と思うことが精神的ストレスに入ります。
構造的ストレス
これは、体の歪みや筋肉の緊張を指します。
体の歪みや筋肉の緊張は脳に直接伝わり、無意識のうちに脳がストレスを感じます。
皆さんこんな経験はありませんか？
体のどこかが痛い時に失敗したり嫌なことを言われた時、そんなに気にすることではないのに過剰に怒ったり落ち込んだりしてしまうこと？
これは、体の歪みが脳に伝わり、脳がストレスを感じている状態で、新たに精神的ストレスが加わることによって、脳が二重に ストレスを感じます。
自律神経失調症やうつ病に関係する体の歪みは、 頭蓋骨・顎・ 背骨・骨盤です。
その他に 内臓や脳を支えている膜組織 なども 歪みます。
化学的ストレス
これは主に栄養素をさします。
過剰にとることによって自律神経失調症やうつ病を悪化させる栄養素。
逆に不足することによって 悪化させる栄養素があります。
悪化させる物は、代表的なもので砂糖とカフェイン。
不足するとよくないものは、代表的なものでビタミンＢ 群と青魚に含まれているオメ３脂肪酸です。
更に栄養素以外にも化学物質や匂いでのストレスもこれに入ります
環境的ストレス
これは温度や湿度の変化、気圧の変化などもこのストレスに入ります。
天気が悪い日などに、頭痛などの身体的症状やうつなどの精神的症状がきつくなることがありませんか？
これは外部環境の変化によって、脳の中の視床下部というところや自律神経系、内分泌系に負担がかかり症状が出ます。
季節の変わり目や天気によって症状が悪化する方は、前３つのストレスを減らすようにしましよう。
以上４つがうつ病・自律神経失調症の原因となるストレスです。
４つのストレスが溜まると病気になる
「ストレスが溜まる」という表現がありますが、
この４つのストレスがどんな割合で溜まっているのかが重要な問題になります。
例えばストレスが１０になると、うつ病や自律神経失調症になるとしましょう。
秋になり寒暖差があり、環境的ストレスが２溜まったとします。
甘いものをよく食べていて、化学的ストレスが３溜まったとします。
そして、体に大きな歪みと 筋肉の緊張があり、構造的ストレスが４溜まったとします。
合計でストレスが９になりました。
仕事で上司に嫌味を言われて、精神的ストレスが １以上加わると、
うつ病や自律神経失調症になります。
お分かりでしょうか？
１ぐらいの精神的ストレスは誰でも持っています。
この場合、うつ病や自律神経失調症を治すには、精神的ストレスを改善するよりも
体の歪みをとったり、甘いものを控えたりする方が優先すべきことです。
体の専門家から見たうつ病・自律神経失調症の改善方法
体の専門家から見たうつ病・自律神経失調症の改善方法は、
４つのストレスをどれだけ少なくしてあげるかが、改善のカギになってきます。
薬やカウンセリングが必要な方も、もちろん多くおられますが、
体の調整が必要な方はそれ以上に多くおられます。
当院では体を元気にして、うつ病、自律神経失調症を改善していくこと目指しています。
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投稿日:
中央カイロプラクティック院堺 安田
