体がだるい原因・対処法（慢性疲労）
体がだるい…疲れが取れない…しんどい…やる気が出ない…ずっと寝ていたい…
こんな症状に見舞われることはありませんか？
思い切って学校や仕事をサボると他の人から白い目で見られ、自分でも必要以上に責めてしまう。
こういうことを繰り返すと体のエネルギーが少なくなっていきどんどん体の疲れがひどくなっていきます。
今回は慢性疲労や体のだるさの原因と対処法を身体の専門家がお伝えしていきます。
（読了時間：約４分）
西日本カイロプラクティック業協同組合理事
うつ病・自律神経失調症の整体院
中央カイロプラクティック院堺
安田正典
Contents
体のだるさ（ 疲労感）は 体の悲鳴
体のだるさ（ 疲労感）は痛みや発熱とならんで人間の病気の３大アラームと呼ばれています。
このアラームとは脳から「休息をとりなさいよ」という警告で、
この警告を無視すると必ず重大な病気になります。
体のだるさや疲労感は、休息や睡眠をとると改善する場合が多いですが、
改善しない場合３つの原因が考えられます。
構造的疲労
構造的疲労とは簡単にいうと体の歪みのことです。
体が歪むと必要以上にエネルギーを使います。
人間は重力に逆らって生きています。
例えば、猫背の人は地球の重力に負けている状態で、
座っているだけ、または立っているだけでエネルギーを消費していきます。
しかも、猫背になると内臓も圧迫して消化機能が低下し、
食べ物を消化するときに必要以上にエネルギーを消費します。
こういう状態では休息してもだるさや体の疲れは取れません。
精神的疲労
精神的疲労とは簡単に言うと我慢することです。
我慢するのが悪いというわけではありませんが、
我慢すると筋肉が緊張します。
誰もが怒るのを我慢したことがあると思いますが思い出してみてください。
怒りで体が震えていたかもしれませんし、握りこぶしや歯を食いしばって我慢していたかもしれません。
体中に力を入れることにより怒りを我慢しています。
外に出したい感情を抑え込む時には必ず筋肉の緊張が起こります。
これを専門的に言うと感情の抑圧と言います。
感情の抑圧が起こると筋肉が緊張し、筋肉の緊張はエネルギーを使います。
我慢するということは社会生活で大切ことですが我慢しすぎると体が疲労していきます。
化学的疲労
化学的疲労とは簡単にいうと体に必要な栄養素が不足することです。
ビタミンＢ群やビタミンＥ、鉄分が不足すると代謝が下がり疲労物質が溜まります。
その他に、砂糖の摂りすぎやカフェインの摂りすぎもエネルギーが低下します。
対処法
構造的疲労
体の歪みを治すためには専門家に診てもらうのが一番早いですが、意識によってもある程度は改善していきます。
ご自分で意識して良い姿勢を保ってください。
良い姿勢のコツとしましては、
頭に紐を巻いて上からピーンと引っ張られるイメージで、背筋を伸ばしてください。
始めはしんどいですが繰り返し行っていると、
筋肉がついていき、良い姿勢がキープできます。
無理をしない程度で行ってください。
精神的疲労
体を動かすこと、大きな声を出すこと、
この２つが精神的疲労の対処法になっていきます。
体を動かすことはウォーキングやストレッチでも構いません、とにかく筋肉を動かして下さい。
大きな声を出すということは、日常ではあまりできませんが、
車の中で「ワァー」とわめいたり、カラオケで大声で歌ったりすることもいいと思います。
化学的疲労
ビタミンＢ群、鉄分、ビタミンＥが豊富に含まれている食材を取って下さい。
おすすめは、うなぎ、ナッツ類、胚芽、レバー、納豆、かつお、枝豆などです。
栄養素はまんべんなく取るのがおすすめです。
慢性疲労や体のだるさでお困りの方はこちら
体の疲労やだるさは周りの人には分かってもらえない辛い症状です。
しかし、その原因がどこにあるかを突き止めると必ず良くなる症状でもあります。
どこに原因があるかを突き止めて清々しい体を 取り戻しましょう。
自律神経失調症・うつ病の整体院、中央カイロプラクティック院堺
投稿日:
中央カイロプラクティック院堺 安田
