上手な油の取り方1
「油」すなわち脂肪は身体にとってかけがえのないものです
しかし取り方を間違えると動脈硬化や脳卒中など
取り返しのつかない病気にまで発展していきます
今回は脂肪の上手な取り方を述べていきます
まず脂肪の種類は大きく分けて4つあります
動物の油・植物の油・魚の油・お菓子の油
動物の油(飽和脂肪酸)
バターやラード、肉・乳製品の脂肪はこれにあたります
取り過ぎると中性脂肪やコレステロールを増やしますが
不足すると血管がもろくなって出血しやすくなります
植物の油(不飽和脂肪酸)
植物の油は3つに分類されそれぞれ
オレイン酸(オメガ9)・リノール酸(オメガ6)・リノレン酸(オメガ3)
とあります
オレイン酸
オリーブオイルが代表的なもので酸化しにくい油です(炒め物・揚げ物に最適)
動脈硬化の進行の予防になります
リノール酸
一般的な植物油に多く含まれ酸化しやすい油です
取り過ぎると動脈硬化やアレルギーをひどくする可能性があります
普通の食事をしていると不足することはありません
リノレン酸(α)
亜麻仁油やグリーンナッツオイルに含まれ酸化しやすい油です(ドレッシングに最適)
体内でDHAやEPA(魚の油)に変化し
血管系の病気を予防したりアレルギー症状を緩和したりします
不足すると様々な炎症を強くし、発育障害を起こします
魚の油とお菓子の油は次回述べていきます
身体が動くことに感謝して
少しでもこれらの事がお役に立てれば幸いです
投稿日:
中央カイロプラクティック院堺 安田