坐骨神経痛
最近お尻から足にかけての痛みや痺れの方が多く来院されています。( 季節柄かもしれませんが…)
病院へ行くとこれらの症状は、ほとんど坐骨神経痛と診断されますが、坐骨神経痛とは症状の名前であって隠れた原因があります。
今回は体の専門家が坐骨神経痛について詳しく説明していきます。
(読了時間:2分)
西日本カイロプラクティック業協同組合理事
中央カイロプラクティック院堺院長
安田正典
坐骨神経痛とは
坐骨神経は体の中で一番太い神経で、腰の骨の隙間からはじまり、それらの神経がひとつにまとまり、おしりから足の方に伸びている神経です。
この神経に何らかの原因で圧迫と炎症が加わると坐骨神経痛の症状が出てきます。
坐骨神経痛の症状とは、骨盤から下の部分・お尻・ 太ももの裏・ふくらはぎ・足の甲・足の裏などに
①痛みや痺れが出る
②感覚が麻痺している
③力が入りにくい
といった症状が出ます。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の原因がはっきりと特定できる場合は診断名が付きます。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアは診断名になり坐骨神経痛が症状の名前になります。
ちなみに、検査をしても原因がはっきりしない場合は坐骨神経痛が診断名となります。
それでは坐骨神経痛の主な原因を述べていきます。
診断がつきやすい坐骨神経痛
①脊柱管狭窄症
②腰椎椎間板ヘルニア
③変形性腰椎症
④腰椎すべり症
診断がつきにくい坐骨神経痛
①梨状筋症候群
②腰の骨の歪み
③骨盤の歪み
④太ももの裏の筋肉( 大腿二頭筋)の 緊張
⑤首の骨の歪み
などがあげられます。
当院での坐骨神経痛の施術法
まず坐骨神経痛の原因がどこにあるかを検査によって確定し、そこにアプローチしていきます。
当院はソフトカイロプラクティックをメインにアプローチしているので、骨格の歪みによる神経圧迫を改善させるためにはとても有効です。
加えて梨状筋や大腿二頭筋のトリガーポイント施術を行い、筋肉の緊張からくる坐骨神経圧迫も取り除きます。
原因を取り除いた後で上部頚椎を刺激することにより、自然治癒力を活性化させる脳幹療法も行います。
まとめ
上記にあげた坐骨神経痛の原因以外にも、骨盤内癌や脊椎、脊髄の癌などもあげられます。
足のしびれや痛みが出るとまず病院を受診し、外科的な処置が必要かどうかを診断してもらいましょう。
必要なければ当院のような骨格調整を専門に行っている施術院で対処してもらうのもいいと思います。
投稿日:
中央カイロプラクティック院堺 安田