簡単にできる自律神経調整法
インターネットで「自律神経の調整法」と調べると
規則正しい睡眠やストレスを溜めないということがよく書かれています。
本当に自律神経が乱れてる人は、規則正しい睡眠がしたくてもなかなか眠れない。
ストレスを溜めないでいようと思ってもなかなかそれができません。
今回は、「簡単にできる自律神経調整法」として、体の専門家がお伝えしていきます。
(読了時間:3分)
西日本カイロプラクティック業協同組合理事
中央カイロプラクティック院堺院長
安田正典
Contents
自律神経とは
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれていて、
交感神経は戦うか逃げるかの神経で、ストレスに対抗している神経です。
副交感神経は胃腸を動かしたり睡眠を促したりする神経で、リラックスをする神経です。
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れる原因はストレスが原因で起こります。
体の専門家が考えるストレスは、4つあります。
①精神的ストレス
②肉体的ストレス
③化学的ストレス
④環境的ストレス
です。
これらのストレスが原因で自律神経が乱れていきます。
詳しくはこちら(うつ病・自律神経失調症の原因)をご覧ください。
自律神経の乱れとは
4つのストレスが原因で自律神経が乱れていきます。
自律神経の中の交感神経が過剰になり、副交感神経が不足してくると様々な症状が体を襲います。
交感神経が過剰になると、
不眠、めまい、耳鳴り、頭痛、食欲不振、動悸、息苦しさ、胃腸障害、疲れが取れない、体が硬くなるなどが起こります。
自律神経を正常に戻すためには、
交感神経を抑え副交感神経を促進させれば自律神経が整います。
(うつ症状の場合は交感神経、副交感神経ともに抑制されます)
自律神経の調整法
副交感神経を促進させれば、自律神経の乱れで起こる症状はほとんどが改善されます。
副交感神経を促進させる方法は6つあります。
①うがい
喉の奥までうがいすることにより、迷走神経という神経を刺激して副交感神経が働きます。
②歌う(大声を出す)
好きな歌を歌うことで副交感神経が働きます。大きなな声を出すと喉の筋肉に刺激が加わり副交感神経が働きます。
③泣く(懐かしむ)
悲しい映画を見たり、昔の写真を見て懐かしんだりすると副交感神経が働きます。
④えずく(嘔吐反射)
「オエー」とえずくと喉の筋肉が開き副交感神経が刺激されます。
⑤冷水を浴びる
冷水を浴びた瞬間は交感神経が働きますがその後、副交感神経が働いていきます。
心臓に問題がある方や冷水が苦手な方は控えてください。
⑥瞑想
私のおすすめの瞑想の仕方は、自律訓練法というやり方です。
YouTube で検索するとすぐ出てくると思いますので、よかったら試してください。
以上が自律神経調整法です。
特にうがいは、誰でも出来ますしカゼの予防にもなりますので1日に何回も行なってください。
投稿日:
中央カイロプラクティック院堺 安田